のあゆみ

このページは、第10回定期演奏会の時に同時発刊された「吹奏楽部のあゆみ」に掲載された内容から、定演に関したところを再編成し、ここに掲載しています。

「第9回定期演奏会」に関しての掲載内容より(「吹奏楽部のあゆみ」P64)

 第9回ポスターへすべてのポスターへへ         
第9回定演プロ
表紙へ

赤いブレザーにアイボリーのズボンとスカートで身をつつんでの始めての演奏会。

今年は藤原中学校創立30周年記念とあって一年間いろいろな行事がもたれてきたが、この定期演奏会はそれらの行事の最後をしめくくるものとして行われた。

その特徴を出すために最初の演出はこれまでとまったく違った形で行われた。本鈴により会場暗転のあとステージ中央に下げられた校旗へスポットがあてられ、昭和22年の誕生と校章と校歌が紹介されて校歌の演奏に入った。

終了後再び暗転となりスライドによって藤原町全景の航空写真が写し出され山村に囲まれた藤原町さらに鬼怒川温泉街、そしてその一角をしめる藤中へと上空からせまったあと藤中全景が写し出され学校の歴史が簡単に紹介された。

第9回定演
演奏曲目へ

すべてのプロへ

演奏も記念演奏にふさわしいようにと[祝典行進曲]に始まり、ビバルディの「四季」より「春」を演奏していかにもおちついた。品位の高い演奏会としての出発であった。

第二部では来年の第十回定期演奏会の”先輩とともに”のリハーサルをかねて、まったく同じ曲で組まれた。一年前のリハーサルは早すぎるのは承知していながら、やはり明年あらためて出演していただけるであろう先輩たちのために曲のようすを知ってもらうことが目的であった。

しかしいずれも過去に演奏した曲であり、なかには毎年のように演奏されているものもあつたり、そこは先輩、後輩同じカマのご飯を食べた者どうしで呼吸のあった演奏であった。

第三部ではブロックや机を重ねて舞台を増設して、日本民謡を特集した。”日本民謡北から南”と題して日本各地のよく知られた民謡を北から南へ順にならべて演奏される中を、卒業生の竹末京子さんの振り付けによる1年生女子部員の踊りが衣装もあざやかに次々と披露されていった。その見事な踊りと演奏、そして照明の美しさに会場のお客さんは完全にひきつけられていた。

看板も主看板は上に上げて、タイトルの文字を抜きとったものを揚げた。その文字にスポットをあてることによって文字の陰を写し立体的に見せるためで、これを作成するのに文字の輪郭はオーバーヘッドを使って大きく写し出して形どり、配色にも工夫をこらすなど苦心して作成したがその効果は見事にあらわれステージの上にくっきりと美しく浮き上がっていた。

またハプニングもあった。全体の流れを大切にしたので途中の司会は最小限にし、そのかわりどこの県の民謡を演奏しているかわかるように、スライドによって横の壁に写るようにいてあった。ところが最初の一枚が写った後消えてしまった。映写機の電球が切れて、せっかく用意したスライドはすべて無駄になってしまったのである。

しかし会場のお客さんはステージに見とれてほとんど気がつかなかったらしい。

第4部は今まで以上にバラエティに富んでいた。山寺の和尚さんに粉する司会者、星先生が奏する最も高い音ピッコロと部長が奏する最も低いチューバの二重奏、部長のスタンドプレイ、今高の沼尾先生が歌う素晴らしいテノール独唱、卒業生によるゲスト出演ドラムソロにおけるストロボの利用。宇宙戦艦大和では録音による効果音に始まり、スライドによって各場面を映しながら演奏が行われ、終わり頃にはステージの真上から宇宙戦艦大和がおりてきて、打ち鳴らすクラッカーと同時に創立30周年を祝う紅白の幕がおりるというこりようであった。

アンコールの「星条旗よ永遠なれ」もスタイルをかえピアノの速いテンポで始まり、後半は大きなリタルランドのあと一転してアッチェルランドして通常のテンポにして終曲とするなど始めから最後までこりにこった定期演奏会であった。

 

 

アンケートに寄せられた感想より


○ほんの行きずりで帰京する列車の出発までの時間が1時間半以上もあり、もてあましていたところポスターを見て飛び込んで聞かせていただきました。大変素晴らしい演奏に深く感動、このようにOBまで参加しての音楽会はおそらく全国的にも少ないことでしょう。音楽は友情を育てる上にもほんとうに良いものです。思いがけず良い音楽を聞かせていただきありがとうございました。今後もずっと続きますように。選曲もプログラムの組み方も大変良いと思います。(東京都 社会人 女)

 

このページに掲載の写真、及び記録アルバムに残っている全写真は、CDにまとめてあります。