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inair.gif (4553 バイト) 史志とコウのニュージーランド旅行記
 
 

1998年1月8日 テカポ(Tekapo)

                 マウントクック

               (Mount Cook)

 
   キャンタベリー平野(Canterbury Plains)の中心クライストチャーチを出て、しばし広々とした平野を国道1号線で南下する。郊外の制限スピードは100km。道路幅はさほど広くはないが、その脇が広く、車の量も少ないので快適である。郊外に出ると早速あちこちに羊の群。車窓から眺めつつドライブ。途中から1号線から離れて内陸部に入り、テカポ(Tekapo)へ向かう。

 南島を代表する風景として紹介されている「善き羊飼いの教会(Church of Good Shepherd)」が目の前に現れた。余りにも美しい湖と青と空の青、遠くにはサザン・アルプスの山並み。その一角にひっそりと教会が一軒建っている。聖書にも出てくる「善き羊飼い」に開拓時代の羊飼いの姿を重ね、開拓民の手によって建てられたという。石造りの教会に入ると左右に椅子が約40人分ぐらい。正面に祭壇があり、その後ろはこの風景がそのまま見られる窓になっている。この窓から見た美しさは忘れられない。
 

 
 
  教会のすぐ近くに建つのがこのバウンダリー犬(Boundary)と呼ばれる牧羊犬の像。文字通り放牧地の境界線を守る働きをしていた。その他牧場主に代わって、迷った羊を連れ戻したり、見回ったりと重要な役目を果たしていたという。その献身的な働きがいかに重要であったかはこの地に来てみるとよくわかる。
 テカポの街は人口400人に充たない。人家を探すのに苦労する。今日はこの街に泊まることにした。
 
 
 
  時間があったので、ニュージーランドの最高峰、3754mのマウント・クック(Mount Cook)を訪ねることにした。街で聞くときょうは吹雪になっているので気をつけていくように言われた。しかしここまで来て行かない手はないと半袖のまま早速ドライブ。約2時間、途中に全く家がない。正面に見えるはずのマウントクックは雲に覆われたまま。道路の終点に着いても同じだった。我々はこれまでのアメリカ旅行でもいつも天気に恵まれていたが、今日はさすがにダメかとあきらめ、花畑を歩き回る。
 ところがいよいよ帰路に向かおうとしたが、強風で雲の流れが速い。期待を込めて待つこと30分、ついに雲が一瞬切れ、その頂上が現れた。家内はビデオ、私は写真を撮りまくった。頂を越えるとすぐに雲になる様子が写真から分かる。
 
 
 
 マウント・クックの裾野に広がる一面の花畑に目を見張り、しばし離れることができなかった。色とりどりに咲き競うルビナスの群生、前にはマウントクックを中心としたサザンアルプスの3000m級の山々の氷河。まさに南半球のアルプスの異名にふさわしい。これだけで来た甲斐がある。半袖に時折落ちる雨、そして午前中の雨と雪でたっぷりとしめった草花に、靴や裾がびっしょりになりながら、そして肌寒さに震えながらもなかなか車に戻ることができなかった。
 
 

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